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2008/07/01 (Tue) 邦画



嫌われ松子の一生 通常版嫌われ松子の一生 通常版
(2006/11/17)
中谷美紀

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監督 中島哲也
製作総指揮 間瀬泰宏
小玉圭太
製作 石田雄治
佐谷秀美
脚本 中島哲也
出演者 中谷美紀
音楽 ガブリエル・ロベルト
渋谷毅
撮影 阿藤正一
編集 小池義幸
配給 東宝
公開 2006年5月27日
上映時間 130分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 13.1億円

山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作とした映画。2006年5月27日公開。主演は中谷美紀。脚本・監督を中島哲也がつとめた。

概要
中谷美紀自身が「この役を演じるために女優を続けてきたかもしれない」と言っているほど、本人がほれ込んでいる役どころであり、中島監督も「松子に会いたいために作った」と語っている。悲惨な物語を、星・花・小鳥が舞い踊るミュージカルシーンやコミカルなタッチで綴る絢爛たる演出は(賛否が割れる傾向をともないながらも)好評価を得ている。なお、映倫規定では、PG-12に指定されている。2006年11月17日に、DVDソフトとして販売された。
基本的には原作の流れを踏襲しているが、かなり脚色されていて、人物設定も大きく異なる。松子の家族(恒造、久美、紀夫)との関係の描写に時間をさく一方で、ソープ嬢時代の話や、殺人を犯し刑務所に服役する場面は、ミュージカルシーンとして処理され短時間になっている。
また、性描写は必要最小限とし、かつ主人公の善良さやその人生の幸福な側面などを強調している。

キャスト
川尻松子:中谷美紀(幼少時代 奥ノ矢佳奈)
川尻笙(松子の甥):瑛太
歌手になるために上京したが、挫折し、恋人にも振られる。すさんだ人生を歩んでいたが、松子の人生に触れることで、松子の人間性を知っていく。
龍洋一(松子の元教え子):伊勢谷友介
川尻紀夫(松子の弟):香川照之
川尻久美(松子の妹):市川実日子
沢村めぐみ(松子の親友):黒沢あすか
川尻恒造(松子の父):柄本明
川尻多恵(松子の母):キムラ緑子
渡辺明日香:柴咲コウ
笙と別れ、自分の人生を見つめなおす。そして、青年海外協力隊に入り、ウズベキスタンに行くことになる。
佐伯俊二:谷原章介
八女川徹也:宮藤官九郎
綾乃(ソープ嬢):BONNIE PINK
小野寺:武田真治
島津賢治:荒川良々
大倉修二:ゴリ(ガレッジセール)
見掛け倒しのヘビーロッカー。
刑事:マギー
教頭:竹山隆範(カンニング)
杉下教頭とはまったく違う設定になっている。修学旅行先で起きた現金盗難事件の罪を松子がかぶっているところを目撃し、誰にも言わない代わりに胸を見せることを強要する。
岡野健夫:劇団ひとり
マネージャー赤木:谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
女囚A:唄:AI
女囚B:家族:山下容莉枝
女囚C:プライド:土屋アンナ
女囚D:思い出:山田花子
片平なぎさ:片平なぎさ
本人役、挿入されるサスペンスドラマのヒロイン。
本田博太郎:本田博太郎
本人役、サスペンスドラマの犯人。
係官 : あき竹城
婦警 : 木野花
牧師 : 嶋田久作
校長 : 角野卓造
田所校長とはまったく違う設定になっている。
超人気シンガー : 木村カエラ
その他の出演者 : 甲本雅裕、濱田マリ、渡辺哲、江本純子、浅野麻衣子、星ようこ、大久保佳代子(オアシズ)、蒼井そら、江口のりこ、田中要次

スタッフ
原作:山田宗樹(幻冬舎文庫)
撮影:阿藤正一
録音:志満順一
美術:桑島十和子
照明:木村太朗
振付:香瑠鼓
ビジュアルエフェクト:柳川瀬雅英
CGディレクター/CGプロデューサー:増尾隆幸
編集:小池義幸
音楽プロデューサー:金橋豊彦
音楽:ガブリエル・ロベルト、渋谷毅
整音:太斉唯夫
助監督:吉見拓真、武正晴
ラインプロデューサー:大里俊博、松田康史
製作統括:宮下昌幸、近藤邦勝、細野義朗、島谷能成、見城徹
エグゼクティブプロデューサー:間瀬泰宏、小玉圭太
プロデューサー:石田雄治、佐谷秀美
アソシエイトプロデューサー:鈴木ゆたか
アシスタントプロデューサー:盛夏子、岡田有正
監督・脚本:中島哲也
配給:東宝

原作と映画版の違い
描かれない話
松子が田所校長にレイプされる事件が、修学旅行中に起きた教頭のセクハラ(胸を見せろと言われる)に置き換えられ、松子はこのことを洋一に語っていない。このため映画で、洋一は全く関係のない人物を殺害することになる。
綾乃の引退後は描かれない(殺されない)。原作では綾乃が覚せい剤中毒の男に殺害されたことを知り、覚せい剤を打とうとした小野寺から身を守るために包丁を持っているが、この話が描かれない。女に貢いでいたことへの逆上から犯行に及んだと受け取られる。実際、小野寺が松子を襲う様子は描かれていない。
映画版では松子が死ぬところ(第5章:うたかた)で終わり、終章の法廷シーンが登場せず(テレビドラマ版も同様)、これについては一部批判的な見方もされている(関連書籍等によると、原作者の山田宗樹はこの場面のカットに関しては気にしていないようである)。
設定の変更
松子は荒川の河川敷で名刺を握ったまま死ぬ。めぐみは警察から松子の死を聞かされ、アパートを張り込んでいたところ、笙に出会っている。原作では名刺は見つからず、まためぐみも松子が名刺を探していたことをこの著書では知っていない。
荒川で暮らしている頃に光GENJIの熱狂的ファンになっている。夜中に大声を出したのは、ファンレターを送ったのに、返事がこなかったため。
細かい違い
松子の生誕日(8月2日->11月25日)
松子の最終学歴(原作・ドラマ版と異なり、不明。)
松子の部活顧問(合唱で指揮を担当していることから、コーラス部、あるいは合唱部等の顧問だと思われる。)
現金盗難事件で、洋一に白状させようとした場所が学校。(原作では洋一は学校を休んでいて、松子が洋一の実家まで行っている)
松子が校長から辞任を言い渡されたとき、佐伯俊二も同席している。
八女川が松子の目の前で自殺する。(原作では岡野に自殺現場まで連れて行かれて、八女川が自殺したことを知る)
小野寺との出会い(店をやめてからになっている。原作では客として松子を指名している)
小野寺は女を自分のアパートに連れこんでいた。(原作では松子が働いている間、山科まで行き、関係を持っている)
島津との同棲期間(2ヶ月->1ヶ月)
洋一との同棲中、松子が美容室をやめている。(原作では美容室を休みがちになっているだけで、やめてはいなかった)
洋一に組織に追われる原因が、組の金を使い込んでいたこと。(原作では覚せい剤密売の取引を麻薬Gメンにリークしていたことが発覚したため)
紀夫が大野島から松子を追い出す際に、笙もついてきている。
博多を離れる前に短時間生家に立ち寄った松子が、死の直前の父の日記を読む場面。「松子からの連絡なし」と繰り返されているのは原作同様だが、自分の松子への接し方を後悔する述懐や、連日雨が続いている記述もある。DVD以外では絶対視認不可能とはいえ、小野寺に「雨は嫌い」と告げる場面がこの直後にあり(原作では順序が前になっている)、同じセリフは後年に龍の前でも繰り返される。

エピソード
中島監督は「プロの女優さんをほめるのは逆に失礼」という信念から、「殺してやる」、「女優やめろ」などと主演の中谷美紀を罵倒し続け、その厳しさに中谷が降板も考えたほどで、綾乃役のBONNIE PINKも「私だったら(女優を)やめている」と語った。監督のしごきは他の出演者にも及び、久美役の市川実日子は「監督に『彼女(久美)はどんな病気なんですか?』って質問したら『知らねえよ!』って言われた」と監督の暴言を暴露している。中谷が撮影中のエピソードを語った『嫌われ松子の一年』(ぴあ、2006年)が公開後出版された。
ロケは栃木県内・長野県内などで行い、物語の舞台である大川市・福岡市・別府などの九州内では実施していない。
台湾・香港に輸出されている。

受賞・ノミネート
第30回日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞(中谷美紀
最優秀音楽賞(ガブリエル・ロベルト、渋谷毅)
最優秀編集賞(小池義幸)
優秀監督賞(中島哲也
優秀脚本賞(中島哲也
優秀撮影賞(阿藤正一)
優秀照明賞(木村太朗)
優秀美術賞(桑島十和子)
優秀録音賞(志満順一、太斉唯夫)
第1回アジア映画祭(Asian Film Awards)
最優秀女優賞(中谷美紀
美術賞(桑島十和子)
視覚効果賞(柳川瀬雅英)
第61回毎日映画コンクール
最優秀主演女優賞(中谷美紀
第80回キネマ旬報ベスト・テン
主演女優賞(中谷美紀
第31回報知映画賞
主演女優賞(中谷美紀

音楽
映画の肝になっているのが音楽で、歌ものを収録したサウンドトラックと、インスト中心のサウンドトラックがリリースされた。
『嫌われ松子の歌たち』(ワーナーミュージック・ジャパン)
トゥリル トゥリル リカー ・・・ 木村カエラ
faker ・・・ ch feat. B-BANDJ
LOVE IS BUBBLE ・・・ BONNIE PINK
松子ソープ嬢時代に流れる。この曲にのせ、松子がNo.1のソープ嬢から人気をレイコに取られるところまでがわずか数分の間に描かれる。映画の主題歌という位置づけになっており、シングルとしても発売された。
Dream Train ・・・ 及川リン
What Is A Life ・・・AI & 及川リン
松子服役中に流れる。この間の原作のエピソードはまったく描かれない。
Endless ・・・ Joe Himeji feat. J.
Candy Tree ・・・ 及川リン
Happy Wednesday ・・・ 中谷美紀
岡野健夫との不倫中に流れる。
まげてのばして ・・・ 湯浅亜美
古い日記 ・・・和田アキ子
ちなみにドラマ版の第3章でも、パーラーのBGMとして使用されている。
USO ・・・ 阿井莉沙
松子が八女川との生活費を得るため、大型百貨店(磐井屋)の屋上で紀夫に会うシーンにて。そこでのライブショーという設定で流れる。
あなたの心に ・・・ 中山千夏
Feeling Good ・・・ Michael Buble
教え子・龍洋一との再会シーンにて。
Walking On Springtime ・・・ Barbara Borra
Candy Tree ・・・ blossom ver. / 及川リン
Here, Always ・・・ Tommy Snyder & YOSHIKA
She’s What I Want To Be ・・・ ch
まげてのばして ・・・ 中谷美紀
ラスト、松子が天に召される場面にて。
Matsuko Medley ・・・ Matsuko Singers
エンドロールにて。ちなみにDVDソフトでは『ハッピーエンドロール』と称している。

『嫌われ松子の曲たち』
Rising From The Sea
Walking On Past Times
But Not For Me
Lonely Soul
The School Trip
星の界
松子が合唱部で指揮をとっている場面で生徒が歌う曲。ちなみにドラマ版では第6章冒頭で松子がこの曲をピアノ演奏する。
まげてのばして〜ピアノ
The School Trip〜Reprise
First Date
Sho's Theme
Spring On Fingertrips
星の界〜Reprise
No Meaning
Cruel Merry Merry
いつくしみ深き
Sin And Redemption
Springtime In Space
Sho's Colors
Yuki
Please Wait!
まげてのばして〜おもいで


ウィキペディアより




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