大日本人 オフィシャルサイト監督 松本人志
製作 吉本興業
脚本 松本人志、高須光聖
出演者 松本人志
音楽 テイ・トウワ
制作費 10億円
興行収入 11.5億円
本編中では、登場する巨大キャラクターを「だいにほんじん」という呼び方で統一しているが、映画作品としてのタイトルは「だいにっぽんじん」である。
概要ダウンタウンの松本人志が、企画・監督・主演を務めた長編映画である。脚本は松本の盟友で放送作家の高須光聖との共同執筆。出演は竹内力、UA、神木隆之介、板尾創路ら。
作品内容本作は、松本人志が扮する変身ヒーローの日常や戦いをドキュメンタリー風に描いている作品である。特撮怪獣物と言うより、普通の人間が巨大化して戦う日々や苦悩、周囲の人間の反応などを主点に作られている。しかし、物語の佳境からは一転、特撮がCGから実写に移り変わり、松本特有のオチが用意されている。
ストーリー大佐藤大(だいさとうまさる)は”獣”(じゅう)と呼ばれる巨大生物を退治する「大日本人」である。彼の家系は代々、日本国内に時折出現する獣の退治を家業としており、彼はその6代目に当たる。映画は大佐藤がテレビ局の密着取材を受けつつ獣退治をする日々を送っている姿からはじまっていく。
しかし、かつてと違って大日本人に対する世間の風当たりは強く、軍備の整った現代においては不要であると唱える者も出る始末。プライベートにおいても妻との別居、跡取問題、かつての英雄である祖父(4代目)の介護問題など悩みの種は多かった。
苦境に立たされながらも獣退治を続ける大佐藤だったが、獣退治中に突如現れた赤い獣の圧倒的な強さに恐れおののき、逃亡をしてしまう。過去に確認されたことのないその獣は、日本のものではないということしかわからない。大佐藤が逃亡する姿を映したテレビ放送は皮肉にも高視聴率を獲得した。インタビュアーは再戦を要請するが大佐藤は乗り気ではなかった。その後も度重なるアクシデントで国民の反感をかい、大佐藤は窮地に立たされていくのであった。
キャスト大日本人/大佐藤大:松本人志
小堀マネージャー:UA
インタビュアー:長谷川朝二
締ルノ獣:海原はるか
跳ルノ獣:竹内力
匂ウノ獣(メス):板尾創路
童ノ獣:神木隆之介
匂ウノ獣(オス):原西孝幸
ステイウィズミー:宮迫博之
スーパージャスティス:宮川大輔
あずさママ:中村敦子
大佐藤の元妻:街田しおん
スタッフ企画・監督:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
助監督:谷口正行
撮影:山本英夫
音楽:テイ・トウワ
スーパージャスティス音楽:川井憲次
企画協力:高須光聖、長谷川朝二、倉本美津留
プロデューサー:岡本昭彦
製作総指揮:白岩久弥
製作代表:吉野伊佐男、大崎洋
製作:吉本興業
配給:松竹
英訳:チャド・マレーン(海外公開時)
挿入歌「ふれあい」
作詞:山川啓介
作曲:いずみたく
歌:中村雅俊
「デラ・アモーレ」
作詞:松本人志
作曲:松本人志
備考2005年12月13日から2006年8月29日まで撮影が行われ、編集中の2007年1月25日、製作発表が行われた。
ストーリーや出演者などの情報は、製作発表では公開されなかったが、その夜に収録されたラジオ番組・松本人志の放送室でキャストや撮影エピソードなどを語る。
松本は2007年6月1日の『笑っていいとも』(フジテレビ)の「テレフォンショッキング」に出演。同番組への出演は14年ぶり、同コーナーへの出演は初めてであった。久々の出演に緊張しながらも映画の制作秘話やカンヌ映画祭での裏話を語った。その他、『さんまのまんま』『SmaSTATION』など様々な番組に映画宣伝のためゲスト出演。同じ事務所の先輩でありながら共演の機会が少ない明石家さんまとの貴重なツーショットが実現した。普段は他人の番組へのゲスト出演の機会が少ない松本だが、本人はむしろ乗り気で「宣伝を口実に色々な番組に出てやろうと思った」と語っている。
第60回カンヌ国際映画祭での監督週間部門に正式招待作品として選出された。
カンヌでは北野武と会食し、同じお笑い芸人兼映画監督としてアドバイスを受けた。
本作は、公開直後の土日2日間で動員15万6,700人、興収2億2,691万円を記録。初日の入りに関して松本監督は東銀座・東劇での舞台挨拶の席上、「吉本(興業)のタダ券の力かなと思ってます。」と一部週刊誌で報道された内容を逆手に取ってコメントした。
作中の大日本人のスポンサー数社の内カトキチ、白い恋人が公開後立て続けに不祥事を起こした。この件について松本は上記ラジオ番組内で触れ、困惑しているとコメントした。
松本はこの作品でスポーツ報知編集部が選ぶ「第4回蛇いちご賞」の「監督賞」に選ばれた。
2007年11月28日にDVDとオリジナルサウンドトラックCDが同時発売された。
第8回ビートたけしのエンターテインメント賞話題賞を受賞。
映画専門誌「映画芸術」が選ぶ2007年度日本映画ワースト1に選ばれる[5]。
第62回毎日映画コンクール「TSUTAYA映画ファン賞2007」の日本映画部門投票数第6位にランクイン。
ウィキペディアより